俺が気ずくまで
「えっだれ?」

沢山飛び交う言葉をとりあえず
逃げた。



「龍~」



「なに」

ぼそりとつぶやく。
いつも学ランでズボンだからはきなれない。
気持ち悪い。
うっ

「お~龍。やっぱ可愛いじゃん。
毎日それで来いよ!」

「やだ」

俺は言い返す。

「何で?」

俺はそう聞かれてすぐ答えた。

「気持ち悪いからにきまってんだろ」
「じゃあ俺のこと好きって言えよ。
そしたら学ランでもいいよ。」

「やだ。」
即答。

「好きなんだろ。」
「嫌い。」

周りの空気がおもっ苦しいというか・・・


































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