無口でクールな転校生。
俺は夏希ではなく、笹本さんが好きなんだ。





「そっか…。まぁ、笹本さんならわかる気がする」



コイツの呟いた言葉に、



「え?」



と声を上げた。





「だって笹本さん、正直夏希ちゃんと同じくらい可愛いし…。それに俺、夏希ちゃんより笹本さんのが好みだしな」




ニカッと歯を見せて笑うコイツに、俺の心はモヤモヤとした気持ちに支配された。



「まさかお前、密かに笹本さん狙ってんじゃねぇだろうな…?」



「んー狙おうと思ったけどやめた。お前相手じゃ勝ち目ないし♪」



< 92 / 92 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

りんの一途な恋物語。
雛桜/著

総文字数/1,314

恋愛(学園)5ページ

表紙を見る
俺、今日から女子校に転校します。
雛桜/著

総文字数/2,070

恋愛(学園)7ページ

表紙を見る
school love
雛桜/著

総文字数/103

恋愛(学園)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop