タイトル未定。
そこには兄貴と同じぐらい背の高い、これまた女の子が喜びそうな綺麗な顔をした男の人が歩いて来た。



「あっ叶先輩。」


心がその人の名前を呟く。


「響!おっ席取りできてんじゃん!」

と兄貴と会話をしていると急に振り返りこっちを向いた。


「心ちゃん!今日も綺麗だねー!
…っと。隣の子は見た事ない顔だよね?転入生?」


とワタシに目をやった。


「あー紹介する。俺の妹の柊だ。」


と勝手に紹介し


「で、こっちが高山叶だ。クラスが一緒で友達になった。」


と紹介された。
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