タイトル未定。

「柊ちゃん！！彼氏いるの？ねぇ今度一緒に遊びに行かない？ねぇねぇ」



とﾜﾀｼを抱きしめながら話しかける先輩。



…も、もうﾜﾀｼ駄目だ。


バン！と席を叩き勢いよく立ち上がり、叶先輩の方に振り返って口を開いた。




「貴方ね！！今日会ったばかりの人に良く抱きついたりなんかできるわね！信じられない！馴れ馴れしいにもほどがある！」



言ってやった。
スッキリしたﾜﾀｼは座り、また食事を続ける。


心と先輩はﾜﾀｼの事をじっと見ているし、兄貴はまたやりやがった。とでも言いたげな顔をしていたが、すかさずフォローに入った。