の行方と風の向き【短編】
後編
マーム:『ねぇ〜元気〜!』
元気:『ん? な〜に!』
M:『なんか体が痛いとか、だるいとかってない?』
G:『なんで?』
M:『…』
G:『あ〜そうか〜今日放課後に雪の中でサッカーやっててそれで転んだから言ってるんだね!』
M:『…うん…そうだね!大丈夫?』
G:『忘れてたっ! って事は平気って事だよね!』
M:『そうだね!』
マームは元気にどういう形で危険が迫るか見当が付かなかった!
もうそれがいつ起きても不思議ではなかった…
マームは元気の表情や様子、そして少しだけ未来を読み通せる能力を使って、24時間監視し続けているので、元気の顔色の微妙な変化に気付いていた…
そして…