の行方と風の向き【短編】
ただし…
ここに小学2年生の男の子がいます。
名前は元気。 その名の通り、毎日泥んこになって遊ぶのが、楽しい盛りの男の子です。
〜
ある冬のとっても寒い朝、いつも通りお母さんの
(^O^)/
『朝ごはんができたわよ〜!』
の一言で彼は目を覚ましました…
〜
元気:
『…ファ〜イ』
眠い目を擦りながら、ベッドからのそのそと起き上がり、ふとんをマントのようにかぶったまま、ズルズルと出ようとしたその時、後ろから小さくて高い歌声がした…
〜
目をこらして見てみると、机の上のパソコンマウスを椅子替わりにして、小さな羽を持った小さな天使が、腕組み足組みをして、ピアノ伴奏に合わせるように鼻歌を歌っていた!
元気:『…君はだれ?』
その天使は凍りついたように元気の大きな瞳を見つめ返した。
(ここでバイブを1秒間入れ、音楽を中断させる)
天使:
『…き、君には僕がわかるのかい?』
天使にはまだ、姿を現す心の準備が出来ていなかった…
天使は動揺を悟られぬよう平静を装い、自己紹介をした…
天使:
『僕はマーム、君の守り神だよ!』
G:『…僕の…まもりがみ…?』
元気は何事もなかったかのようにもう一度あくびをして、部屋から出て行こうとしたが、再び振り返ると…慌ててマウスの線に引っ掛かり、ばつが悪そうに苦笑いを浮かべる天使がこっちを向いていた!
…どうやら夢ではないらしい…
ここに小学2年生の男の子がいます。
名前は元気。 その名の通り、毎日泥んこになって遊ぶのが、楽しい盛りの男の子です。
〜
ある冬のとっても寒い朝、いつも通りお母さんの
(^O^)/
『朝ごはんができたわよ〜!』
の一言で彼は目を覚ましました…
〜
元気:
『…ファ〜イ』
眠い目を擦りながら、ベッドからのそのそと起き上がり、ふとんをマントのようにかぶったまま、ズルズルと出ようとしたその時、後ろから小さくて高い歌声がした…
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目をこらして見てみると、机の上のパソコンマウスを椅子替わりにして、小さな羽を持った小さな天使が、腕組み足組みをして、ピアノ伴奏に合わせるように鼻歌を歌っていた!
元気:『…君はだれ?』
その天使は凍りついたように元気の大きな瞳を見つめ返した。
(ここでバイブを1秒間入れ、音楽を中断させる)
天使:
『…き、君には僕がわかるのかい?』
天使にはまだ、姿を現す心の準備が出来ていなかった…
天使は動揺を悟られぬよう平静を装い、自己紹介をした…
天使:
『僕はマーム、君の守り神だよ!』
G:『…僕の…まもりがみ…?』
元気は何事もなかったかのようにもう一度あくびをして、部屋から出て行こうとしたが、再び振り返ると…慌ててマウスの線に引っ掛かり、ばつが悪そうに苦笑いを浮かべる天使がこっちを向いていた!
…どうやら夢ではないらしい…