太陽と星
その後奈央たちは高橋の家へ

私たちも理香らと別れ家に向かった


「ただいま~!」

鍵もかかっているし返事もない


リビングにはいるとテーブルの真ん中に

ケーキが置いてあり傍に手紙があった


『待ってたけど遅いからお父さんを

向かえに行って来ます』


会社の飲み会があるため

今日は電車で出勤した父を

駅まで向かえに行ったのだ


「やった~!ラッキー!!!!!」

やたらテンションが上がる薫


「何へんな事考えてんよ~

お母さんらすぐ帰ってくるで!」


「いけるよ!すぐ済ませるし・・・(笑)」


(ちょ、ちょっと待ってよ!

今日は心の準備が・・・)


そんな動揺を見せる私を

楽しそうに見て言った


「俺、そろそろ限界なんですが・・・」

そう言って私を抱きしめる


(やばい・・・

でも私も薫に抱かれたい・・・!)


二人は階段をあがり真琴の部屋に入った

ドアも閉めないまま二人はキスをした


「ほんまにいいの・・・?」

私を覗きこむ薫の顔が色っぽい


私は決心してこう言った


「薫のものになりたい・・・

二人で幸せになりたい・・・」


電気を消して薫は軽々と私を抱き上げ

ベッドに横たえた


薫のしなやかな指が私のブラウスの

ボタンにかかる・・・



っとその時

『ブルルルン~バタン!・・・ガチャン!』


「ただいま~!薫くん来てんの~?」

と母の声


「マジで~!

お母さん早すぎなんですけど↓↓↓」



こうして二人きりの時間は5分で終った・・・



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