太陽と星
そんな真琴の気持ちを察して
拓は敢えてクリスマスには
真琴を誘わなかった
理香から毎年薫の病室で過ごすと
聞いていたから・・・
お正月も諦めている
こんなイベントは恋人同士のものだ
今の自分は真琴の恋人ではない
まだ真琴の中での恋人は
薫なのである
拓は待つ事しかできなかった
理香の誘いで久しぶりに中学時代の
友達が集まった
去年の元旦はまだ真琴は
回復していなかった
卒業してからこんな風に笑って
会える日がくるなんて
思ってもいなかった
ユカリ、奈央、悠子の懐かしい顔ぶれ
彼女らもたまに薫を
見舞ってくれているらしかった
もう以前の私ではない
彼女らの前でも笑う事ができる
改めて理香の取り計らいに感謝した
話しは尽きる事なく
あっと言う間に日が暮れた
近々会う約束をして彼女らは別れた
家が近所の理香と歩いていると
「真琴これから予定ある?」
っと理香が聞いた
「何もない~理香はデートやろ?」
「そやねんけど壮ちゃんが真琴も
誘えって言うねん~」
「え~でも邪魔じゃない?」
「ちゃうねん・・・
みんなも来るらしいんよ!」
拓は敢えてクリスマスには
真琴を誘わなかった
理香から毎年薫の病室で過ごすと
聞いていたから・・・
お正月も諦めている
こんなイベントは恋人同士のものだ
今の自分は真琴の恋人ではない
まだ真琴の中での恋人は
薫なのである
拓は待つ事しかできなかった
理香の誘いで久しぶりに中学時代の
友達が集まった
去年の元旦はまだ真琴は
回復していなかった
卒業してからこんな風に笑って
会える日がくるなんて
思ってもいなかった
ユカリ、奈央、悠子の懐かしい顔ぶれ
彼女らもたまに薫を
見舞ってくれているらしかった
もう以前の私ではない
彼女らの前でも笑う事ができる
改めて理香の取り計らいに感謝した
話しは尽きる事なく
あっと言う間に日が暮れた
近々会う約束をして彼女らは別れた
家が近所の理香と歩いていると
「真琴これから予定ある?」
っと理香が聞いた
「何もない~理香はデートやろ?」
「そやねんけど壮ちゃんが真琴も
誘えって言うねん~」
「え~でも邪魔じゃない?」
「ちゃうねん・・・
みんなも来るらしいんよ!」