太陽と星
12時を回る頃夕貴はバイトを終え

更衣室で着替えていた


バックの中で携帯のランプが

点滅している…


(拓かなぁ?今日は私の失恋記念日か…)


そんな思いでメールボックスを開く

そこには思いがけない拓からの返事…


夕貴は今までの苦労も吹っ飛ぶほど

幸せな気分だった


じわじわと涙が溢れてくる


この時ばかりは神様を信じた


むくんだ足の痛みも忘れるくらいの

軽い足取りで自宅へと急いだ


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