太陽と星
楽しい時間はあっと言う間に過ぎ
彼らと別れユカリや理香たちと
家路を急いでいると
ブルンブルン~~っと
何台かのバイクが通り過ぎた
マフラーを改造しているのだろう
凄い爆音をたてている
「何あれ~~!」
「この辺にあんな子らおったっけ!?」
「知らん~とにかくはよ帰ろ!!!」
少し歩いて家の近くのコンビニに着くと
ーーー何とさっきのバイクの軍団が
たむろしていた
ジュースを買おうとしていたがそれを諦め
早歩きでその横を通り過ぎようとしたら
突然金髪の眉毛のない男の子が声をかけてきた
(ちょっと~怖いんですけど・・・)
だが意外にも優しい口調でこう言った
「香が丘中の子?
今度 薫がそっち行くんで
ヨロシク頼むわ!」
店内から出てきたおそらく『薫』であろう
その男の子がこっちに向かってくる
「ケツ乗りや!送ってったるわ」
(あのぅ~原付は2ケツ禁止
なんですけど!!!
メットもない しかも無免許やし・・・)
しっかりしたユカリが言った
「もう近くなんで・・・結構です!!!」
声が裏返っている(笑)
彼の軽い冗談だったんだろう
そんな私たちの事を気にするそぶりもなく
仲間の方に戻り楽しそうに笑っている
見かけは立派な(??)不良なのに
笑顔が可愛い
他の子よりもかなり幼く見えた
多分先輩たちと行動しているんだろう
これが噂の転校生
『薫』との出会いだった・・・
彼らと別れユカリや理香たちと
家路を急いでいると
ブルンブルン~~っと
何台かのバイクが通り過ぎた
マフラーを改造しているのだろう
凄い爆音をたてている
「何あれ~~!」
「この辺にあんな子らおったっけ!?」
「知らん~とにかくはよ帰ろ!!!」
少し歩いて家の近くのコンビニに着くと
ーーー何とさっきのバイクの軍団が
たむろしていた
ジュースを買おうとしていたがそれを諦め
早歩きでその横を通り過ぎようとしたら
突然金髪の眉毛のない男の子が声をかけてきた
(ちょっと~怖いんですけど・・・)
だが意外にも優しい口調でこう言った
「香が丘中の子?
今度 薫がそっち行くんで
ヨロシク頼むわ!」
店内から出てきたおそらく『薫』であろう
その男の子がこっちに向かってくる
「ケツ乗りや!送ってったるわ」
(あのぅ~原付は2ケツ禁止
なんですけど!!!
メットもない しかも無免許やし・・・)
しっかりしたユカリが言った
「もう近くなんで・・・結構です!!!」
声が裏返っている(笑)
彼の軽い冗談だったんだろう
そんな私たちの事を気にするそぶりもなく
仲間の方に戻り楽しそうに笑っている
見かけは立派な(??)不良なのに
笑顔が可愛い
他の子よりもかなり幼く見えた
多分先輩たちと行動しているんだろう
これが噂の転校生
『薫』との出会いだった・・・