危ない家庭教師〜美男兄弟の誘惑〜
「涼君って、茶髪でスタイルが良くて、顔がすごく綺麗なんだって?」
「うん、そうだね」
「でも校則違反なんで、学校から睨まれてるんだって。しょっちゅう職員室に呼び出されたり、親の呼び出しもずいぶんあったらしい。つまり、問題児って事よね」
「そうだろうね……」
それは私も想像していた。ただ、親が学校に呼び出されてた、というのは気付かなかったけど。
生徒が言う事を聞かないなら、親が呼ばれるのは当然だろうな。
だから涼のお母さんは、涼を悪く言うのか……
「でもね、涼君は一匹狼なんだって」
「一匹狼?」
「いつも一人なんだって。仲のいい男友達はいないし、女の子とベタベタもしないって、サトルは言うんだけどね……」
「うん、そうだね」
「でも校則違反なんで、学校から睨まれてるんだって。しょっちゅう職員室に呼び出されたり、親の呼び出しもずいぶんあったらしい。つまり、問題児って事よね」
「そうだろうね……」
それは私も想像していた。ただ、親が学校に呼び出されてた、というのは気付かなかったけど。
生徒が言う事を聞かないなら、親が呼ばれるのは当然だろうな。
だから涼のお母さんは、涼を悪く言うのか……
「でもね、涼君は一匹狼なんだって」
「一匹狼?」
「いつも一人なんだって。仲のいい男友達はいないし、女の子とベタベタもしないって、サトルは言うんだけどね……」