【続】最愛の人〜愛する貴方達へ〜(完)


やがて時は経ち、俺は親分と言う、偉い人になった。


不安も増え、びくびく生活の美雪と由紀。


我が儘を言わない二人。


どうして我が儘を言わないんだ?


由紀はしたい事があるだろう?


小学生になった由紀。


「おかえり〜パパ〜」


可愛い由紀。


可愛い笑顔の中に混ざった気持ち…。


“不安” “恐怖” “悲しみ”


“憎しみ” “怒り”


けして言葉にはしないけど……我慢させているのが分かった。
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