Glacial HEART [短編]


「ありがとう、湊都。
ってかごめんね?こんなくらーい話聞かせて。」



湊都はううん、って首を振った。



「いいんだよ?綺夜。無理しないで。」



「…?心配しないで!もう私は平気だから。昔のことだし!」



私は泣かないでニコっと笑顔が作れた。



それでも湊都は「ほんとに?」って不信の目で私を見てたけど。



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