Glacial HEART [短編]
*湊都*
また今日も学校だよ〜…
はぁ。
勉強はあんまり…。
あんまり!好きじゃないけど!
あ、苦手なんじゃないからねっ!…うん。
でも、友達は好きだし!
何より愛しの…
「あ〜っ!おはよう綺夜!」
マイスイートハニー☆が居るからね♪
「おはよ。」
と、さらっと挨拶してくる綺夜。
今日も風になびく髪と、物憂げな表情が綺麗ですこと!
きもいとか言わないでよ?
これは日常茶飯事…ってゆーか俺たちの通常?
俺がベタ惚れなのも、綺夜がさらっとしてるのも、何も異常なしっ!
「うん、いつも通りだね♪」
そう言ったら、綺夜が微笑んだ気がした。
多分見間違いだけど☆
皆は綺夜のこと、冷たそうとか言うけど、俺はそう思わない。
まぁ、3ヶ月過ごしてきたし☆
って言っても恋人らしいことはしてないんだけど…。
それはともかく置いといて、この3ヶ月でわかったことが結構ある!