♪幼馴染は好きな人♪

俺らの家の近所まで来た時。


「あ、康ちゃんだっ」


優里が嬉しそうに兄ちゃんの名前を呼ぶ。


兄ちゃんの隣には女。


「あ……」


それに気づいた優里は固まってた。


ショック…なのか?


「なあ…優里」


「きゃっ…?」


気づけば俺の体は動いてた。


……優里を抱きしめてた。


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