♪幼馴染は好きな人♪
女子たちは優里のその声にビックリし、一斉に優里の方向を見た。
いや、睨んでる?いや笑ってる。
俺はその隙に女子の中から抜け出せた。
あ、俺2組だ。
誰にも見つからないように、少し早足で体育館に向かった。
もう数名座ってて…ていうか、これ入場じゃないんだよな?
俺は自分の番号が書いてある席に座った。
「きゃあー、祐介君だ!」
そんな女子の声もしたけど、俺はくんなオーラを出しまくった。