♪幼馴染は好きな人♪
多分、鋭い真帆と龍は、俺が優里の事好きってこと気付いただろうな。
……分かってないのは、この鈍感な優里だけ。
「しらねーよ、自分で探せば?」
兄ちゃんのクラスを聞かれ、優里にそう言って背を向けた俺の行動で、絶対気付いただろうけど。
兄ちゃんの事言われるとすっげーイライラする。
……席に戻らなければ良かった。
「祐介くん、お帰り~~♥」
待っていたのは、さっきの女子。
マヂ最低。