♪幼馴染は好きな人♪
突っ立ったままでいる真帆。
ここは、気を使わないとね!
あたしは祐介の前に座り、真帆を龍の前に座らせた。
あたしが龍に向かってニッと笑うと、龍は真帆に見えないように、小さく恥ずかしそうにピースした。
「祐介眠いの?」
「ああ。超眠い」
あたしが聞くと、祐介は案の定眠いらしい。
「コイツさ、部屋に着くなり寝るんだぜ?おかげで俺すっげー寂しかったんだから」
「あはは。祐介らしい」
祐介は、うるせーなとでもいうように、あたしの事をにらんだ。
「ほんっと。龍、私らの部屋こればよかったのにぃ」
「えっ!いってよかったの!?てか、俺お前らの部屋の番号しらねーし」