♪幼馴染は好きな人♪




「ふう~。お風呂超でっかかったね」


「ほんっとっ」


想像以上だった。


もう、なんていうか、スーパー銭湯並み?


「ほら、ボーっとしないで。早くしないと先生たち当たウロウロし始めるよ?」


「あ、ちょっと待って、祐介に電話するからっ」


あたしはカバンから携帯を取り出し、祐介に電話をかけた。


そう言えば、ココに来て初めて電話見たかも。


山登りの時は必至すぎて、カバンに入れっぱだったからね。


「あ、もしもし?」


『何?』


「何…って今から行くからぁ~」


『おう、分かった』


そう言ったら、勝手にきられた。


まあいっか。

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