♪幼馴染は好きな人♪

龍が恥ずかしそうにあたし達に言ってきた。


「俺ら…付き合うことになったんだ!」


横にいた真帆を引き寄せ、龍はあたしと祐介にニッと笑って見せた。


「えっ!?いつ!!」


うそでしょぉ~!?


「いつって…山登りの時?」


「もしかして、俺が優里の面倒見てる時?」


「面倒見てるって!何その言い方!」


「だってそうじゃねえかよ。俺お前のせいで何倍もしんどい思いしてんだよ」


「ひっどーい!…てあの時に!?」


「お前、反応遅すぎだろ」


その後も、龍と真帆のラブラブトークは続いた。


……真帆も龍も幸せそう。
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