あの夏を生きた君へ







愛美とは、昔のように下らないことでも笑い合う。


きっと、今度こそ本物の親友になれる気がした。




悠とは、小学生の頃みたいに自然と一緒に登下校することが多くなった。


勉強も教えてもらってる。

基本的に素直じゃないあたしは絶対言わないけど、かなり助かってる。




からかわれたりすることもあるけど、もう気にしないことにした。



周囲の目や顔色を気にするのも止めた。




だって、それって凄く損してんじゃん?




一度きりの人生、せっかくの青春。

勿体ないよ。


生きたいように生きたほうがいいし、楽しいほうがいい。







“今日”という日は、
二度と戻ってこないんだから。





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