記憶の中で… 2


プーッ!クックックッ…

「?」

「アハハハ…、ほらみろ、言っただろ。俺の勝ち。千円寄越せ。」

「…本当に社会人が学生から金取るのかよ。セコいな…。」

「お前から言い出したんだろーが。」

「ちぇー。何で回転寿司なんて言うんだよ。バカユキ。」

「ユウキ!仮にも先生に向かってバカとは何よ!!それに呼び捨てにしないでって言ったでしょ!!」

「ユキは今先生じゃないんだろ?だったら何も問題ないじゃん。」

「ナツキ~。ユウキ何とかして。ムカつくったら。」

「ユキ。これで機嫌直せ。」

「?」

ナツキは私の顎を持ち、いきなりキスをした。皆のいる前で。




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