記憶の中で… 2
「え?…いつの間に…。」
ブラを取ると、恥ずかしいのか顔を背けた。
「俺しかいないから、そんなに恥ずかしがらなくていい。」
ユキの胸にキスをすると、「……あ…。」甘い声が漏れた。
ユキの上に覆い被さり、耳を甘噛みした。
「キャッ。くすぐったい。」
「ユキの全てが見たい。いい?」
小さく頷いて、「じゃあ、ナツキも見せて?」と言った。
お互い生まれたままの姿で抱き合い、 愛撫して、溺れた。
身体中にキスをして、ユキもそれに応えようと必死だった。
「…ユキ、ちょっとだけでいいから足…開いて?」
しばらく躊躇った後、ほんの少し膝が開いた。
「痛いかもだけど、少し我慢して。ゆっくりするから。」
少しずつ…ゆっくりと…ユキの中へ入っていく。
「…ん…あ…。」
痛さのせいか顔が歪むユキ。
「大丈夫?」
「ん…。」
俺の首に腕を回し、しがみついた。