記憶の中で… 2
台所に立つユキを後ろから抱き締めた。
首筋にキスをすると、「ナツキ?もうできるから…。」と振り向いたユキにまたキスをした。
「も…駄目。充電切れ。明日、ユイちゃんが帰って来るまで離さないから。」
「もう、ナツキったら。今まで全然しなかったのに、突然エロ大王になっちゃったね。」
「監視の目が厳しかったからね、その反動。明日の夜からは、またこんな事できないから、それまではたっぷり楽しませてもらう。」
「クス…さあ、できた。食べよ。あ、そうだ。食べてる間にお風呂沸かしちゃお。」
食事をして、一緒に片付けをして、風呂に入ろうとするユキに、「一緒に入ろ。」と言うと、「やだ。」と即答された。
そんな事で引き下がれるかと、ジャンケンで俺が勝ったら一緒に入る、ユキが勝ったら入らないと決め、ジャンケンをした。