純粋に愛してる


バスが目的地に着くと
ガイドさんが丁寧に案内してくれる。


でも皆、正直そんなの聞いてない。


それよりも……



「あたし、体力ない…」


真緒が顔を歪めて呟いた。



周りも、同じような顔が沢山。



「それでは皆さ~ん、今から登山開始です」


そして、先生のその一言で
一気に顔が曇りだす。







オリエンテーション1日目は
過酷な登山……開始。





< 31 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop