純粋に愛してる




「はぁ…」


泣きそうになるあたしが
ため息をすることで誤魔化す。



「平気?」


木村君はあたしの横に座ると心配そうな顔をしてきた。



あの後あたしと木村君、真緒の3人で屋上に来た。


気分転換のために2人が連れ出してくれた。



「なんとかね」


傷付いたけど…すごく



「元弥なに考えてんだかね」


「あたし、素直に言えば良かったのかな」

「んー…」


「それでもアイツは同じことを言っただろうな」



真緒の言いにくそうな顔をシカトして
木村君が言ってくれた。





< 82 / 82 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

見えない二人の距離
misuke/著

総文字数/17,718

恋愛(純愛)85ページ

表紙を見る
君がくれたもの
misuke/著

総文字数/4,256

恋愛(その他)21ページ

表紙を見る
*極甘彼氏*
misuke/著

総文字数/18,231

恋愛(その他)60ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop