今夜も美味しいランデブー
そして話を聞けば大学まで一緒だったっていうことでアタシにとって学生のときのような
気のおけない友人となっている。
社会人になってからの付き合いっていうと仲良くなった人ができてもどうしても一線引いてしまうところがあるだけに彼女の存在はアタシにとって心強い。
「契約変更って忙しいん?」
アタシは携帯を閉じながら彼女を見る。
「うーん、今はね、
ほら、営業所の人が今回ってるから。
それで契約内容を見直す顧客もいるみたいやし」
「ふーん」