今夜も美味しいランデブー
自分自身で手に入れたものじゃないのかな…。
せっかく仲間だと思ったのに。
「ああ、これ…。
これはもらったんだ…」
もらった?
そんなプレミアもののペンをもらった?
なんだ…。
「…親戚の子とか…
からのプレゼントですか?」
「そうだね…。そんな感じ。
妹のような…」
彼はペンを見つめながらそう答えた。
やっぱりね、
身近で仲間なんか探そうとするほうが間違ってるんだ。
アタシはがっくり肩を落としため息ついて自分の席へと戻る。