今夜も美味しいランデブー

でも理由が理由だけにちゃんと説明できない。


「そんなことないですよ?
えっと、でもいいんですか?」


「ええから、
あとはやっとくから早く行き?」


小山さんはにっこり笑ってアタシの机の上を片付け始める。


「ありがとうございます」


アタシは言葉に甘えることにして定時にすぐ帰れるように用意する。


さっきの失敗はコンサート行って忘れてしまおう。

うん。










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