俺はカノジョが泣くのを3度見た【短編恋愛ショート版】
「前の学校では、部活は何をしていたんですか?」

カノジョが聞いてきた時、
いつのまにか、授業は終わっていた。

「演劇部。ほとんど活動してなかったけど…」

カノジョを見つめると、どうしても視界に、その圧倒的なバストの存在感が迫って来る。
俺は、顔が赤くほてるのを感じ、目線をカノジョからそらせた。

「ほんと!私も演劇部なの。よかったら、帰りにうちの部活をのぞいていかない?」
「はぁ…いいけど」

俺が承諾すると、うれしそうに、カノジョはにっこり微笑んだ。
でも、それが、あんなことをやらされるはめになるとは…
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