年下彼氏くん
「柚さん、俺ロサンゼルス行くから。だから…」
「あたしはっ…待っててもいいの…?」
「当たり前」
子供のように泣く柚さんに罪悪感…。
壊れそうなくらい抱きしめた。
この温もり…。
やっぱ柚さんじゃねぇと、無理なんだろな。
「悠…その格好…」
「あ…」
バイト飛び出して来たんだった…。
何とも恥ずかしい格好…。
「柚さんも化粧ぐちゃぐちゃ〜」
「えぇっ!?やだっ!悠のばかぁ…」
仕返しだバカ。
慌てて顔を手で隠す柚さん。
無理矢理手をのけて、そっとキスをした…。
「だいすきぃ…」
「知ってる」
「…………」
「俺も好きだって…」
照れるだけだから…。
ニコニコしてる柚さんに癒される…。
すげえ安心感。