年下彼氏くん


暇になってテレビをつけたら、通販番組。


パソコンが2万…。


安すぎはしないだろうか…。


もうすぐ日付が代わっちゃうからこんな番組しかやってないし…。


そんなとき、やっと出て来た悠。


「あっちぃ〜…」

「悠っ!?ちょっ…服を…」


お風呂上がりの悠はパンツしか履いてない…。


目のやり場に困るよっ!


「柚さ〜ん?」


わかってるくせに…。


どうしたらいいのか分からなくなって、キッチンに逃げようとしたらつかまれた手。


「そっちじゃねぇよ?」

「へっ?」


連れてこられたのは寝室…。


薄暗い部屋に何だかドキドキ。


「突っ立ってねぇでほら、ここ。」


そう言って指さしたのは悠の膝の上。


抱き合うようにして座った。


「いつもと逆…」

「柚さんの顔が上にあるとか変な感じ…」









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