年下彼氏くん


そうこうしてる間についた空港。


「じゃ、もうここでいい。ありがとな」

「ん。気つけてな?」

「分かってるって」


マジで感謝…。


笑顔に泣きそうになった…。


こういうの無理なんだって。


一人が1番だろ。


ウォークマンをつけて時間まで待つ。


その時後ろからドンって…。


待て待て…激痛…。


「…ってぇな…」

「当たり前だろ?こんな固いもので叩かれたら痛いっつーの!」

「は!?……なっ…なんでここに…?」


振り返れば京汰たち…とクラスのやつら…。


って全員じゃね?


「誰から聞いた…?」

「俺だ〜」

「高先!…帰ったんじゃ…」

「お前バカだな〜!あっちは駐車場〜」


やめろやめろ。


マジ…泣きそう…。


「お、悠斗が泣きそう!」

「うっせぇ…」


笑われてるし…。


良いクラスだったんだ。


行きたくねぇな…。








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