年下彼氏くん


「秀!?………あ……」


ビックリした顔の秀と女…。


二人とも服着てねぇし…


女、なんかなかなか年上っぽくね?


てかコイツがいるの忘れてた…。


俺がロサンゼルスに行く時、部屋を空けるのが不安で。


秀の行ってる大学がすぐ近くだから、貸してやってたんだっけ…。


「帰ってくるときは連絡するって約束でしょーが!にしても一年ぶり!?」

「おい…分かったからとりあえず服を着ろ」

「あ…ちょっとだけ出てて?」

「はいはい…」


そーっと部屋を出た。


横で固まってる柚さん…。


柚さんにはちょっと刺激的過ぎたか?


俺の服の袖をちょっと掴んでるし。


ずるいよな〜柚さんて…。


くだらねぇヤキモチやいてた自分が馬鹿みてぇじゃねぇか。


そのときガチャっと開いたドア。


出てきたのは秀じゃなくて…女。








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