年下彼氏くん
更に追加でコーヒーを出す柚さん。
目の前には見覚えのある4つの顔。
みんな髪の毛が真っ黒になってる…。
「久しぶりじゃん、柚乃〜」
「えっと…京汰くんだっけ…?」
「当たり〜♪てかさー…柚乃日本にいるんだから俺らとくらい会ってくれてもよくね?!そりゃ悠斗はいねぇけどさ?」
「あはは、そういえば1年ぶりだね!」
おいおい、それはひどいぞ。
悪気のない笑顔にあの京汰が何も言えてねぇ…。
「あっちぃ!!ごめん柚乃!コーヒーこぼした!」
「「えぇ〜……」」
相変わらずの圭介にホッとした。
「えっ…と……」
「まさか覚えてないのですか?」
「嘘だよ〜!勝人くんでしょ!」
「当たり前です」
ははっ!みんなおもしろいぐらい変わってねぇ。
「みんな夜ご飯食べてくの〜?」
「は?」
「ご飯お鍋にしよっかな〜って!みんなで食べれるでしょ?」
待て待て待て…
嫌な予感しかしねぇよ。