年下彼氏くん
ってかあいつらに絡まれてるし…。
しかも顔赤くして笑ってるし。
俺彼氏でもねぇのにすげぇ嫉妬…。
柚さんが帰ったらコンビニに入って来た奴ら。
「なにあれ!すごい美人!!」
「俺のタイプじゃないね〜ん♪」
言われたい放題…。
「お前らのせいで帰ったじゃねぇか…」
「えっ?そのアイスまさか…」
聞いちゃいねぇ…。
「みんなで食べろだと」
「「「「柚乃神!!」」」」
はぁ…。
アイス食ってる京汰達をみてため息。
人の気も知らないで…。
「悠斗って、二重人格だよな〜」
「は?」
「ドSの悪魔のくせに…。柚乃の前では爽やかだし…、絶対騙されてんだ。」
「うっせぇ…。」
確かに俺、性格悪いからな〜。
柚さんの前だと、好かれようと必死になってしまうから。
「まあ、大丈夫でしょう」
「勝人!?いたのかよ!」
「いい加減、怒りますよ…?」
「嘘だって。で?何が大丈夫なわけ?」
「……ふっ…」
えぇぇ〜…。
意味わかんねぇ〜…。
まあ、大丈夫なんでしょう…。