年下彼氏くん
でも優しく後ろに手を回してくれる悠…。
ドキドキしすぎて死にそう!!
でも悠の心臓の音が聞こえるような…
少しの沈黙の後にふうっと息をはいた悠。
「柚さん…。聞いてくれます?」
「どしたの…?」
「俺、柚さんが好きです。」
「………えぇ!?」
今度はきつく抱きしめられた。
「悠…こっち向いて?」
「無理……多分すげぇ顔赤い…。」
悠が可愛い…。
「多分一目惚れ…」
『あたしも』って言葉がつまって出てこない…。
「俺と付き合って下さい…」
少し小さくなった悠の声。
どんどん溢れ出す涙。
嬉しくて嬉しくて…。
「柚さ〜ん…返事…」
「…っ…悠がすきぃ〜…」
「やべぇ〜嬉しすぎて頭おかしくなりそう…」
あたしもだよ…。
やっと離してもらえて上を向いたら、真っ赤な悠の笑顔。
「柚さん泣きすぎ〜」
「だってぇ〜…」
こんな幸せなことがあっていいの?
悠が大好き…。
ずっと側にいれたらいいなっ!