年下彼氏くん


そんな柚さん。


ああ見えて柚さんが勤めてる会社って超エリート会社…。


なにげに忙しい柚さんとは、一週間に4回会えたら良いとこ。


そして今日は待ちに待ったデート。


7時にいつもの柚さん家近くの公園で待ち合わせ。


ふと時計を見ると、まだ5時半…。


ちょっと寝るか。


しばらくするとあっという間に眠りについた…。



♪〜♪♪〜♪〜〜♪


頭の上で鳴ってるケータイに手を伸ばす…。

「……ん…。」

『悠〜…?今どこ〜?』

「ん〜…。」

『もぉ〜…寝てるんでしょ〜…』

「ん…って…えっ?!柚さん?!」

『あははっ!おはよ?』


ビックリして起き上がると、もう7時半…。


完璧に寝過ごした…。


「……寝てました…」

『知ってるよ〜!どうする?あたし帰ろっか?』


いやいやいやいや!


せっかくの柚さんと会えるチャンスを逃すかって!









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