年下彼氏くん
柚さん超いいにおい…。
「柚さんチビ…」
「悠がおっきいだけだもん」
可愛いすぎる柚さんにそっと唇を重ねた。
「キスの時は目を閉じましょうね?柚さん」
「ゆっ…悠…?!」
ビックリして開いたままの目。
鼻をつまんでやった。
「ははっ!マヌケ顔〜」
「ん゛〜っ!…怒るよ〜!?」
「んな顔しても逆効果だって」
「へ?…んっ……悠…」
初めはちっちゃい力で抵抗してた柚さん。
舌を入れたら、首をふるふるしてる…。
「ちゃんと応えて…」
「あたしっ…そんな経験豊富じゃないっ…んぁ…」
キスってこんなに良いもんだったっけ…。
ほんと…柚さんといると初めてなことばっかり。
しばらくして唇を離したらやっぱり真っ赤…。
「は…恥ずかしい…」
俺のが恥ずかしい…
玄関で何してんだって…。
顔を見合わせて笑いあう。
幸せ…。
俺、柚さんなしで生きて行ける気がしねぇ…。
最近柄にもなくそう思う。
絶対離さねぇから。