年下彼氏くん
甘い甘い…
*柚乃side*
悠とバイバイしたあと、暇過ぎて部屋の掃除…。
これ以上ないくらいピカピカになっちゃったよバカ。
夜ご飯作る気にもなれなくて、
お風呂に入ってベッドでゴロゴロしてた時だった。
『ピンポーン』
鳴り響いたインターホン。
こんな時間に誰だろう…。
特に確認しないでドアを開けたあたしがバカだった…。
「悠?!」
「ちょっ…確認もしないで…俺じゃなかったらどうすんだよ!」
ぎゅ〜って…。
怒ってたことなんて忘れちゃう…。
いや、ちょっと待って?
ごめん悠。
あたしそれどころじゃない…。
「悠っ!!ちょっと玄関で待ってて!?」
「はあ?」
「いいから!!」
あたしお風呂入ったんだった!!
スッピンなんて見せられないし!
「あ〜…そういうことね?」
「へっ?」
抱き寄せられた…。