年下彼氏くん
甘い甘い…

*柚乃side*



悠とバイバイしたあと、暇過ぎて部屋の掃除…。


これ以上ないくらいピカピカになっちゃったよバカ。


夜ご飯作る気にもなれなくて、


お風呂に入ってベッドでゴロゴロしてた時だった。


『ピンポーン』


鳴り響いたインターホン。


こんな時間に誰だろう…。


特に確認しないでドアを開けたあたしがバカだった…。


「悠?!」

「ちょっ…確認もしないで…俺じゃなかったらどうすんだよ!」


ぎゅ〜って…。


怒ってたことなんて忘れちゃう…。


いや、ちょっと待って?


ごめん悠。


あたしそれどころじゃない…。


「悠っ!!ちょっと玄関で待ってて!?」

「はあ?」

「いいから!!」


あたしお風呂入ったんだった!!


スッピンなんて見せられないし!


「あ〜…そういうことね?」

「へっ?」


抱き寄せられた…。







< 73 / 181 >

この作品をシェア

pagetop