だって君が好きだから、
「セナは、ルナさんが言うとおり、緩すぎ。マイペースすぎ。

姉妹なのに違いすぎるね、

本当に迷惑かけられまくりだよ。ルナさんにもね、」


「ご、めんなさい」


マイペースの私に比べて、活発的なおねーちゃん。


本当姉妹なのにね…




ずーんっと落ち込みすぎてる私の頭にりゅうき君はポンっと手を乗せた。


見上げると、ふわり、と最上級の笑顔で笑って



「こんなママじゃ、俺、心配だよ」


体がいくつあっても足りないってりゅうき君は笑った。


「……っ」


それって………


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