だって君が好きだから、
学校で何かあった日はすごく落ち込んでいるりゅうき君も知ってる。


毎日パソコンで、親に配る手紙や、英語の問題プリントとか一生懸命作ってるりゅうき君も知ってる。


きっと、誰よりも生徒思いな先生なんだ。


だから、私がそれを邪魔する権利はない。


りゅうき君はフワリ、と白馬の王子様のように笑った。



そして、
「試験週間が終わったら、デートへ行こう」


「…うん!」


中学生じゃなくて良かった〜










☆END☆
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