だって君が好きだから、
*第3話*

夢は、夢なのです。

だから、違うんだよ!


違うんだってば!!!


「ちがーう!!!!」


「何が?」


朝から五月蝿い。

と、コーヒーを飲みながら回転椅子をクルリと、あたしのほうに向けた。


これは、

もしかしての、

まさかの、


「夢…ですか?」


「俺に聞かないで、下さい」



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