だって君が好きだから、
そりゃりゅうき君に、わかるわけがない。


布団からいきなり飛び起きて、頭はボサボサ、ゆるゆるパジャマを着て、叫ぶのだから。


「はぁ〜怖かった」


とりあえず夢でひと安心。


「ホラー系の夢を見たの?」


朝一でみるには勿体ないくらいの綺麗な顔。


もう少し、優しくて、笑顔だったら、と思う。



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