だって君が好きだから、
しかし、


そんなパーフェクトな柳瀬が、


『柳瀬先生!セナちゃん追いかけないとっ!』


「…、」


どうやら、セナちゃんには手をやいているようだ。


口をあんぐり開けて固まったまま。


こんな柳瀬の一面を
何年か付き合ってきてはじめて見た気がする。


セナちゃんすげー…


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