だって君が好きだから、
俺も酔ってたし…


かなり、ノリノリで、…


『飲めよ〜!』


「無理だから、」





カツっ―――


すると、柳瀬のポケットから携帯電話が…


柳瀬が、しゃがんで携帯電話を取ろうとした瞬間―――…


『とったぁ〜!!』


俺は素早く柳瀬の携帯電話を取り上げた。


「…やめろ」


この低い声は、初対面の人が聞くとかなり怖い…


が、俺はもう慣れっこ。


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