だって君が好きだから、
『セナって…?』


北村先生が、こそっと俺に聞いてきた。


『柳瀬の…彼女です』


『なんで柳瀬先生あんなに酔っ払って…』


まだ北村先生は信じられない様子だ。


俺は、ざっとさっきまでの流れを北村先生に話した。



―…
『うっそ!信じられない!あの柳瀬先生が…?』


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