だって君が好きだから、
本当に不意打ちで、

会社でも人気の先輩で、まさか私なんて、という驚きでボーぜんと突っ立っていたら急に、

だから…



「それで、そのまま何もいわずに逃げ出してきちゃってね…うん、ここまでが、現実」


ここからは、私の夢。


「それでその場面を丁度りゅうき君に見られて、夢の中でね、」


「……」


「浮気もの!って、最低な女!って言われてね…」




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