だって君が好きだから、
話し終わると涙が溢れてきた。


「りゅうき君。」


そう呟くと、りゅうき君はベッドから降りて部屋から出ていってしまった。




………

りゅうき君…


本当に…
終わっちゃったの…?


りゅうき君…!


「うっ…ひっく…」


ヤダヤダヤダ!!!


りゅうき君が好きなの…


大好きなのに!!!


「うわーん」


行かないで、



「近所迷惑だよ」



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