だって君が好きだから、
普段の仕事の表情と違いすぎる彼女。


ぎゃ、キャップ萌え…?


よくわからないが、


「それでは、お先失礼します」


コーヒーを飲み終わり、で立ち上がった彼女の腕を無意識につかんだ。


「中野センパイ…?」


首を傾げる、彼女。



「セナ、ちゃんさ、彼氏とかいるの?」


聞いてしまって後悔。


この返事がもし…


「秘密ですっ」


あどけなく笑う彼女に、






俺は多分、
恋をした。


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